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2015年2月26日木曜日

マルチテラバイトな時代にソフトウェアRAIDはつらいよね

QNAP NAS のディスクを一回り大きい容量のものに交換したんだけど、マルチテラバイトな時代にソフトウェアRAIDはつらいよね、ということを実感した。

1本目交換、mdadm の recovery が走る。1日かかる。
2本目交換、mdadm の recovery が走る。1日かかる。

ボリュームサイズを拡張する。
拡張エラーが発生。md0 の resize2fs ができていない。
resize2fs を手動で実行する。

ボリュームサイズは拡張できたが、ボリュームがすこし小さい。
RAIDボリュームのスーパーブロックの形式が version-0.90 なので  4TB の壁があるらしい。
手動で md0 を --metadata=1.0 で再構成することにした。

/etc/init.d/services.sh stop しても止まらないものがあることに気がつく。
Optware の sshd の起動スクリプトのできが悪くて、stop でも start でも sshd を止めて起動し直すだけになっているからだ。拡張エラーが発生したのは、もしかしてこいつのせいか。

データのロストなしで再構成できたんだけど、一度ミラーの片側を解除したのが気に入らなかったのか、読み込み/書き込みエラー、というのが出ている。
とりあえず、リビルドが完了したら再起動してみる。
リビルドが完了まで2日かかる。

リビルドが完了したので再起動してみる。やはり読み込み/書き込みエラーのまま。
しかも、エラーを検出しているため、起動時にミラーの片側を切り離しているじゃありませんか。

エラーが出ている側のディスクのパーティションを削除して、先頭から dd if=/dev/zero で書きつぶす。
途中でステータスを見るとエラーが消えているので、dd を止めて再起動してみたところ、ちゃんとリビルドがかかっている。
どうやらこで大丈夫そう。リビルドが完了まで2日待つ。

リビルドが完了した。めでたしめでたし。
ここまで丸々一週間以上かかった。

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